石原内科

糖尿病型の診断

血糖値

空腹時　126mg/dL以上

糖負荷試験2時間　200mg/dL以上

随時　200mg/dL以上
のいずれか

HbA1c　　　6.5以上

HbA1cとは

・ブドウ糖とくっついたヘモグロビンの量を見ることで、1〜2ヶ月前の血糖値の平均がわかります。

・HbA1c値は最近１〜2ヶ月間の平均血糖値です。

HbA1c が6.5％未満でも

HbA1c が 6.0〜6.4％では

現在、糖尿病の疑いがあります。糖負荷試験の実施が必要です。

HbA1c が 5.6〜5.9％では

将来、糖尿病発症の危険が高いです。糖負荷試験の実施がお薦めです。

75gOGTTが勧奨される場合

1.強く推奨

（現在糖尿病の疑いが否定できないグループ）

・空腹時血糖値が110〜125mg/dLのもの

・随時血糖値が140〜199mg/dLのもの

・HbA1cが5.6〜6.4％のもの（ただし明らかな糖尿病の症状が存在するものを除く）

2. 行うことが望ましい

（将来糖尿病の発症リスクが高いグループ）

高血圧、脂質異常症、肥満など動脈硬化のリスクをもつものは、とくに施行が望ましい

・空腹時血糖値が100〜109mg/dLのもの

・HbA1cが5.6〜5.9％のもの

・濃厚な糖尿病の家族歴や肥満が存在するもの

血糖コントロール指標